「木の壁」、いいですね。
木材を室内の壁に使用すると、質感はもちろんのこと調湿や保温・断熱、さらに樹種によっては殺菌・そして香りのヒーリング効果まで、さまざまな利点が挙げられます。
そして木は外壁に活用した際にも、深い味わいを醸し出してくれます。
ただ、外壁の場合常に平行して語られるのが、メンテナンス。
経年による収縮や変形、降雨後のアクなど、無視できないリスクも併せ持っているのです。
*クイズ*
画像の6つの素材。実はこのうち本物の木は半分、つまり3つは木材を模して作られた工業製品なのです。本物は?
クイズの解答は①、③、⑤です。反対に言えば②、④、⑥は擬似製品です。
とはいえ、画像では区別が難しくても、これらを並べて実際に肉眼で比べると、やっぱり「本物」は違います。おそらくほとんどの方が言い当てられることと思います。
「このいい感じは譲れない」、と質感を最優先するか。はたまた、
「じっと視なきゃ分らない程度の違いなら」、とメンテナンスを重視しようか。
ちなみに、どちら派の方であっても、それぞれリスクの解決方法はあります(100%ではありませんが問題は無い、レベルまで補えます)。
御安心いただき、建て主様はまず、我々に率直な感度をその都度お伝え下さい。
ひとつひとつの家に合わせた解決策をご提案いたします。