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家族を守る家としての構造強度

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デザイン住宅 神奈川

住宅は家族の生活を守るもの。
しっかりとした強い建物構造は、なによりも優先されなければなりません。

滝沢設計はデザインを大切にしていますが、どんなに素晴らしいデザインを思いついたとしても、まずは構造強度の検討をまっ先に行います。
その結果安全が確信できない場合、そのデザインは諦めることになります。

構造が成り立たない建物は提供ができないわけなので、絵に描いた餅です。
店舗設計等と違い、建築においてはその先何十年間安全に建ち続けることは必須要件。あくまでも、建物構造の強度安全が優先されなければなりません。

英語の「Design」には単に装飾的な語意だけでなく、より広い包括的な「設計」という意味があります。
滝沢設計のデザイン住宅も、装飾にだけ走らず総合的に優れた設計を行っています。

 この先を読むか、滝沢設計がどんな設計事務所かさわりを見て決める 

構造計算は木造2階建てにも有益に働きます。ですが、「必須」「不可欠」「必要」といった表現は当てはまりません。

その前の「正しい構造強度の知識に基づいた基本設計」のほうが、より大きく構造強度を左右する為です。

木造2階建てで構造計算をしてもしなくても、十分な強度を有する建物が建築主に提供されなければなりません。その為の建築技術者の知識と技術こそが「必須」「不可欠」「必要」なのです。

木造2階建てにおける構造計算の有無は、建築主(お客様)が構造強度について数値化されたデータを望まれるか否か、に依ります。

解説

建築基準法において、木造2階建てには構造計算の義務はありません。

ただし規定が何も無い訳ではなく、構造計算の代りに次の3つの規定が設けられています。

  1. 必要な耐力壁(=横揺れを抑える、筋交や合板の壁)の総量を確保する事
  2. その耐力壁を、建物全体に偏りがないようにバランス良く配置する事
  3. 定められた計算式に従って算出した、柱の引抜き力に応じて金物で補強する

疑問1;この3つの基準を満たせばそれで万事OKか?

答えはNOです。
この方式は、正しい構造的知見を有する者が扱えばとても有効です。
ですが内容が簡便化されている為、知識・経験のない人でも(例えば、工務店さんに入ったばかりの社会人1年生さんでも)運用だけはできてしまう内容となっているのです。
そのため、不完全な構造で建ってしまう可能性が残念ながら
存在しています。

設計を行うものはまず「正しい構造計画」を学び、しっかり身に着けなければなりません。

疑問2;ならば木造2階建ても全て構造計算すればいいのでは?

この答えも厳密にはNOです。なぜでしょう?

構造計算というのは、単に「その建物の強度を数値化して必要なレベルに達しているかを判定する」ものです。

建築の構造で最も重要なのは「正しい構造で計画(計画=初期段階の設計のこと)する事」です。

木造2階建ての場合、正しく構造計画された建物は計算結果は常に楽々基準をクリアします。(言い換えると、木造2階建ては正しく計画されていれば構造計算による強度確認は不要です)

一方、欠陥部分を矯正して数値をクリアさせた(構造計算はそういうことができます)建物は良い構造とは言えませんが、それでも構造計算結果はOK、と出てしまう。

これが、全ての木造2階建を構造計算することが完璧な答えにならないことの理由です。

もちろん構造計算は建築を良い方向に導こうとするものですので、行う事でマイナスになることはありません。
ただ計算よりも優先されるのはその前段階での、基本的な「正しい構造計画」なのです。

3階建木造の構造計算の必要性について、実務からの報告

一方、木造でも3階建てになってきますと荷重や力の流れも複雑化してきますので、正しく計画しても構造計算をかけると、予測できなかった結果が現れることもあり、その結果元の設計を変更する必要が生じるケースも出てきます。
これは、木造3階建てに構造計算が義務付けられている事の妥当性を、実務の場から裏付ける結果となっています。

滝沢設計は豊富な構造計算物件での経験を、2階建ての設計に活かしています


構造を専門としない意匠設計者が、構造強度に対する正しい知見を養うには

構造計算が伴う木造3階建て、そしてRCや鉄骨造の建物、更には造成工事での擁壁や地下車庫などの構造物で多くの構造計算に接する設計経験、それらを積み重ねていくうちに自然と、構造強度に対する正しい感覚が身についてきて、様々な局面への正しい構造的判断ができるようになります。
この経験が滝沢設計の木造2階建ての構造計画をより高度なものにし、「あの東日本大震災の後でも微細な壁のヒビすら、ただの1件も無し」というありがたい実績となり、自信にもつながっています。


それ以外の構造計算が伴わない経験、例えばハウスメーカーの「社内の慣例で」とか大工さんの「職人のカン」などの設計は危険でさえあり、残念ながら全てお客様にとっての不利益に直結してしまう、と言わざるを得ません。

逆に設計の自由度を増してくれる、構造的知見

そして意外な事に、正しい構造の知識を持って設計にあたると、「構造強度が確保できないのでやってはいけない事」が解かると同時に「ここまでなら強度を十分に保ちながらの施工が可能」の範囲も解ります。
びくびくして過度に慎重になり過ぎ型にはまってしまう設計に陥ることなく、プランの自由度はかえって大いに増すのです。

2階建ての構造計算

こうした3階建ての構造計算基準を2階建てに準用する

確かな根拠があってこそ安心・安全が生まれます。

安心・安全がなくては、せっかくのデザインやバリアフリーにも意味が無いとさえ言えます。

またなによりも、建物の構造的安心は、ご家族の毎日の暮らしの全てを土台から支えるものです。

では、木造2階建てにおける構造計算は何も意味が無いの?

そんなことはありません。
安心安全の担保が明確に数値化されることは、構造計算の持つ大きなメリットです。
滝沢設計でももちろん、ご要望があればお受けしております。(構造計算費がかかります)

「2階建てでも構造計算は必要だ」「不要だ」といった要不要の視点ではなく、強度に対する根拠という点において優位性があることは間違いがありません。
分かりやすい例としては、性能評価という正に住宅の性能を数値化する場合においては構造計算は必須のセットとなります。
そして、耐震等級2で構造計算をした場合、基礎の構造はかなり強化されるといった明確な違いもあります。

そしてちょっと違う側面からとなりますが、長期優良住宅の基準に構造計算も含まれているので、そこから構造計算が必要になるケースもあります。

建築士の努めは、いかなる場合においても高いレベルの構造強度を提供する事

つまりは、どのような強度確認の方法に安心安全を感じられるか、望まれるか、求められるか、はお客様それぞれの個性であり、自由でもあります。
構造計算も性能評価も、設計サイドの意向ではなく、お客様がご自身の家の構造強度にどのような形での担保を求めるのか、が実施するかどうかの判断となります。
我々技術者の責務は、お客様それぞれのご要望に即して、どのような前提であっても何十年経ってもビクともしない堅牢な住宅をご提供することです。

参考として、2階建て木造住宅の構造計算で実際に作成される設計図書のサンプルを以下にお示しします。

具体例

この図面の家構造計算具体例

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