いまどき珍しい、単にお得な話し
コロナ対策もあってか、政府の支援が住宅事業にも届いてきました。
いままではせっかく省エネで住宅を建てても、「現金」給付ではなくローンの金利優遇や減税といった間接的なメリットでした。
長期優良住宅での地域型住宅グリーン事業の助成金も、評定を受けた工務店で建てないと受けられず、施工業者がそれにつけ込んで工事費を吊り上げるものだから結果的に高くつく、意味のないものになっていました。
グリーン住宅ポイント これはどの会社で建てても取得できます。
ただし、現金ではなく商品券。と、ここまでは以前の民主党の菅首相の時の住宅エコポイントと同じです。が、
グリーン住宅ポイントはここからが違います。なんと、追加工事の支払いに充てられるのです。(名目としては「家事負担軽減に資する工事」が該当しやすいと思われます)
追加工事は40万円に満たないのはかえって珍しいので、これは現金給付とイコールということになります。
対象は
・長期優良住宅
・低炭素住宅
・性能向上計画認定住宅
です。どれも滝沢設計の標準仕様でクリアできる基準ですので、滝沢設計で建てる方の場合は○○得することになります。(ただし、長期優良の場合は構造計算費15万円のご負担をお願いいたします。なので3階建ての場合は元々構造計算義務なので、長期優良でも○○です)
ちなみに、これと比べてなぜか異常な大評判のZEHですが、60万円しかもらえないのに太陽光パネル設置が義務づけられています。
少しくらい発電しても、太陽光パネル設置費用と10年毎の部品交換メンテナンス費用の方がはるかに上回ってしまいます。
やはり太陽光は、金銭的な目的ではなく、社会貢献を志す場合。という現状は変わらないようです。
ZEHは地球の温暖化を抑止して環境に貢献するので、できるのであれば多く実現して欲しいものですが、やや補助額が足らないと思うのは私だけでしょうか?
話し戻っていずれにしてもこのグリーン住宅ポイント。
いまどき珍しいお得な話なのは、やっぱり間違いなさそうです。
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