今回はプレゼン(=ご提案とその内容の説明)についてお話します

ひとことでプレゼンといっても、その方法は様々ですね。
平面図や立面図を見ながら、そこに表しきれていないところはその場でササッとスケッチを交えながら身振り手振りで。初めの段階はこういった打ち合わせでも充分ですし、必要な楽しい時間です(時々話が横道にそれたりして)。
次のステップとして、もう少し具体的なプレゼンが「模型」。
50分の一などに小さくした、計画建物の模型を造ります。小さくなった家全体を眺められますので、例えば複雑なプランの時など全体のイメージを掴んでいただけます。

 

これが建物模型です

ただ、もう少し打ち合わせが進みますと、実際にそこに立った時にどのように映るのか?といった具体的なプレゼンが求められてきます。

人間の視点よりより遠くなるほど小さくすぼまって見えます。これが写真の世界などでは「あおり」と言われるものです。
但し人間の脳は機械的なレンズの画像の「極端さ」をよりスムーズに補正しますので、感じ取る状態としてはあおりは程よいレベルまで抑えられますが、それでもあおりは残ります。その感覚も、実物として理解するにはとても重要な要素です。
さて、現物大の模型を造るわけにもいきません、どうしましょう?

こっちは外観パースです

この二つは同じ建物です。どちらが実感湧きますか?

答えは

パース(=CG、コンピュターグラフィックスですね)でのご提案はそういったリアルなご要望にリアルに応えてくれます。
逆説的に言うと「こんなはずじゃなかった!」なんて事もなくなりますし。

パースの作成はとっても時間と根気が要る作業なのですが、丁寧で親切な打合せにおいてとっても大事な、必須なプレゼンなのです。

そして工事へと進んでった時の理解を、前もって実感していただけることは、後々の行き違いを未然に防げる。この効果も、住宅建築のスムーズな流れそして、お客様にとっては大きな満足をもった完成の為のとても大きな要素です。

内観パース

注) 無料提案の提案内容は外観パースです。
(内観パースは設計申込以降となります。作成には外観よりも遥かに膨大な時間がかかりますので、さすがに無料ですと厳しいかと…)