アパート建築の近況

今、政策によって大量に生まれたマネーはまずは金融機関に流れ、その次に速やかに移行していくはずの民間市場では給与が上がらない為に消費が伸びず、思うように活用されないままに溜まってしまい、金融機関は貸し出したくてもうウズウズしています。

これはいかん、このままでは思惑通りに進まないとばかりに、政治は国民に投資を煽り、企業はそれに乗っかった商法をあの手この手で編み出して宣伝合戦の様相を呈しています。
そうして何度も耳にしていると「ちょっとおれも一儲けしたろか」などという気になってくるものです。

金融機関はとりあえず貸し出し実績を上げればそれでいいのかもしれませんが、借りる側としてはそれをきちんと余裕で返済し、その先のさらなる収益がもたらされなければなりませんよね。

 投資

私は投資については詳しくありませんが、詳しくないものとして感じることは、株・為替・先物・ファンドなど実態のないものはあまりに投機的で変動が大きく、専門の知識も無い素人が手を出すのはためらわれます。

これは多くの人が共通して持っている感覚だと思います。

 アパートの建築で土地の有効活用

そこで救世主現る、不動産。

土地や建物は誰もが生まれてこの方身近に接し続けているものです。
またバブルの時期でない限り、そんなに大きな価格変動もありませんので、「一夜にして大損」なんてことはなさそうです。
大儲けまではできなくても、長い目で見た堅実な収益が期待できます。
と、ここまでは一般論として間違いはありません。

投資家ではない一般のかたの不動産投資と言えば、かつてはマンションが主流でした。そこに昨今の投資ブームでアパートが新たに選択肢として週目視されています。
さて、もしあなたが実際にアパート建築という投資をするとしたら、一般論だけでなく、今の時代の状況や、建築してから何十年も先の変化、どこのエリアでどのような規模で、といったことも入念に検討し尽くすことが必要です。

例えば

*政府の政策とそれに乗った企業の宣伝によるアパート投資、こうしたある種のブームだとしたら、単純に考えて、同じような事を考えている人は多い、そして今後も更に増え続けていくだろう。

*次に立地ですが、例えば神奈川県内で入居率や利回りを総合的分析してにアパート投資に適しているエリアというのは、たいてい誰が考えても同じなものです。

*またこの頃の賃貸住宅においてはファミリータイプの広めなタイプは一度空室となると次まで長く空いてしまう可能性がある為、すぐ次の入居者が決まりやすいワンルームタイプが主流です。しかも一昔前のような狭苦しいものは流行っていない事、またインターネットの検索で20㎡以上の物件にする為に、20㎡のワンルームが大変に多い、というか「そればっか」、といっても過言ではありません。

これらのことから見えてくるのは、あまり深く検討せず楽天的に漫然と建築した場合、周囲を見渡してみたら競合する他のアパートとの入居者争奪戦の渦の真っ只中に、なんらとっておきの武器も持たず丸腰で飛び込む、ということになります。

これではせっかくの一大決心の上の投資が実を結ぶのはかなり難しいと言わざるを得ません。

そうならない為に

もっとより深く、厳しく競合者の動向を予測して、それに対する作戦を練らなければなりません。
現状を正しく把握し、同時に今後の動向もシビアに予測を立てる。そして、「ならば、どうすればよいか?どうしなければならないか?」を考えその答えを出す必要があります。

次回へつづく